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リフォーム実例 第3回 【フローリング】
床リフォーム ビフォー 床リフォーム アフター
リフォーム費用(6帖の場合) 84,556円
床板
※無垢の突き板  定価5,200円
34,320円
貼り手間 39,336円
木材 9,500円
釘金物 1,400円

和室・洋室、それぞれのメリット

 昔ながらの古家が多い田舎暮らし物件では、和室のみの物件がほとんどです。近年では、洋室がメインの住宅が多くなり、生活の用途に合わせて変化してきたと言えるのではないでしょうか。
 「せっかくの田舎暮らしだから和室でのんびり過ごしたい!でも、フローリングも便利だし…」
 昔ながらの和室と、使い勝手の良い洋室、それぞれに長所があり、もちろん短所もあります。以下にそれぞれの長所を挙げてみます。

◆和室

・井草の香りや素足で味わう感触にリラクゼーション効果があり、落ち着いて過ごすことができる
・吸湿性、吸音性、断熱性に優れており、日本の気候風土に適している
・宴会→客間など、様々な用途に活用しやすい
・客用には座布団を用意すればよく、予算も収納場所もかからない
・和室用の家具は高さがあまりなく、広がりのある空間作りができる

◆洋室

・畳のようにへこむことがあまりなく、家具を設置しやすい
・どのようなテイストのインテリアにも調和する
・掃除がしやすい
・床から比較的高い所での生活になるため、和室よりも埃を吸い込みにくい
・膝の悪いお年寄りや、子どもは、椅子での生活の方が暮らしやすい

リフォームの様子


まずは畳を剥いで、
4辺に根太を組み、歪みを調整します

歪みの調整には薄い板を使用
数枚ずつ入れ込み、微調整します

4辺の調整が完了したら、
端から端へ等間隔に根太を組みます

完成するとこのような形になります

そしてまた1本1本微調整の繰り返し…
細かく大変な作業がしっかりした
床に仕上げるコツです!

根太の調整が終わったら、
床板のサイズを調整していきます

柱などの出っ張りは、柱自体を削って
その隙間に床板を入れ込んでいきます
数㎜のズレもないように何度も
繰り返し測って調整します

そして、綺麗な洋室が完成!
歪みや傾きもなくなりました。

上記の見積もりに出ている10万円以下の金額で工務店に綺麗にリフォームしてもらえます。もちろん、田舎暮らし物件を購入されたお客様の中には、ご自身でリフォームされた方もたくさんいらっしゃいますが、DIYは少し不安な方は、工務店に見積もってもらうのもいいかもしれません。

▼バックナンバー
第1回「須川様宅リフォーム」(2010年9月) 第2回「トイレ」(2011年春)
第3回「フローリング」(2011夏) 第4回「外壁」(2011秋)
第5回「塗り壁・土間」(2011冬) 第6回「浴室・台所」(2012年春)
第7回「天井」(2012年夏) 第8回「Ⅰ様宅リフォーム」(2012年秋)
第9回「雪囲い」(2012年冬) 第10回「消雪パイプ」(2013年春)
第11回「サッシ・襖」(2013年夏) 第12回「白アリ駆除」(2013年秋)
第13回「薪ストーブ」(2013年冬) 第14回「車庫」(2014年春)
第15回「茅葺屋根」(2015年春) 第16回「畑の開墾」(2015年夏)