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- 【田舎暮らし始めました♪】vol.23 「O様」
(左) 新潟県内から新潟県柏崎市高柳町へ移住してきたO様。 (右) 飼犬のコジロー |
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田舎暮らしを考え始めたきっかけは、なんでしたか? | |
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「田舎暮らしがしたい」というよりも、隣家と離れていて開放的な環境が希望で、辿り着いたら田舎だったという感じです。家も建てましたが環境が大きく変化し、田舎へとベクトルも変わりました。 そうして見つけたところは周りが田んぼでとても気に入ってたのですが大人の事情で引っ越しを決意。その時にマイプランのHPは見ていたのですが、購入でなく借家を検討していたので「古民家いいよな~」と思いながらも行動なしでしたが、見つかった某田舎の物件がドタキャンになり大慌てでマイプランに連絡しました。この家が賃貸できるようになっていたので、即案内の予約。大雪の中来てもらった時は担当さんに申し訳ない気持ちでいっぱいだったのですが、玄関に入ったとき、居間に入ったとき、「ここにしよう。」と即決しました。物件はいつも感覚で決めますが、日本昔話みたいなここで生活できることがとても幸せで、ストレスフリーの毎日です。 また、集落の方々がとてもさっぱりされていて。よそ者扱いをされることも、逆に馴合うようなこともないので、お付き合いしやすいですね。十数人の村の運動会に参加して楽しんだり、日中一人でいる母親のところにお茶飲みに来てくれたり。それも毎日でなく、、たまにだからお互い丁度良いですね。 |
裏には広い庭があり コジローが駆け回る! Oさんの帰宅を毎日楽しみに待っている。 |
移住後の生活はどうですか? | |
平日は仕事、休みは週に一度の買い物や観光に出掛けます。飼犬コジローの散歩をしながら風景写真を撮ったり、春~秋は畑もしていますよ。ここに来て驚いたことは、物価や光熱費が以前よりも安く、生活費が格段に減ったこと、夏がとても涼しいこと。扇風機すら出したことがありません。暑さで寝苦しい日が一切なく疲れが残らなくなりました。コジローも15歳ですが、元気に駆け回り、ぐっすり眠っています(笑) 母は引っ越した年の大雪を見てここで暮らせるか不安だったようですが、80代にして初めてのIHコンロをとても気に入って、のんびり暮らしています。 | |
田舎暮らしを希望される方にアドバイスをお願いします。 | |
Oさんが撮影した高柳町の景色。 夕焼けを迎えた棚田風景
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ここに住む以上、接待に雪も積もりますし、庭や畑に草が生えます。どうせやらなければいけないなら、淡々と楽しみながらやったほうがいいですよね。冬は3mを超える豪雪地帯、道路からこの家までは約60m。毎日この距離を除雪機で2回除雪しますが、嫌だと思ったらとことん嫌になってしまうので、楽しむようにしています。家の周りの草刈りも綺麗にすることでハクビシン(小動物)が出なくなりましたし、荒地にしていた土地は菜の花とチューリップを植えました。来春、玄関から見る景色が楽しみです。 この時代、こんな山奥にもネットスーパーで食材が届きます。問題なく生活できています。ただ、ローカルルールはよく確認した方がいいですね。冬期間、生ごみ以外出せないことを知ったときはビックリでした。他にも生活やお付き合いに直結することは、区長さんや組長さんによく確認に行っています。 |
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