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【田舎暮らし始めました♪】vol.13「S様」

新潟県新潟市から、新潟県長岡市小国町へ移住。
「地元住民に受け入れられる喜びを感じる」と話すS様(70代)

田舎暮らしを始めたきっかけは、なんでしたか?

定年後、のんびり気ままな生活がしたいと考えていました。野菜や花を自分の畑で育ててみたいという憧れがずっとありましたし、ちょうど同居していた孫も大きくなりあまり手がかからなくなってきたので、物件を探し始めました。

息子家族には移住する半年前に相談。この歳での一人暮らしを心配され反対されましたが、こまめに連絡することを約束し、安心してもらいました。今では息子家族も遊びに来るようになり、孫の楽しみは山菜採り・花火大会・芋掘り・焼き芋・雪遊びです。畑仕事も試行錯誤しながらですが、楽しんでいます。

隣の畑は無農薬で栽培している。

草取りもせず、自然な状態でも元気に育つ。

移住後、どのように過ごしていますか?

「移住先で地域貢献ができたら」と考えていたので、まずは介護士の資格を取得しました。田舎は老人の独居が多いので、既に取得済だった福祉住環境コーディネーターと合わせてボランティアのようなことがしたいと思っています。

家の隣の畑では、無農薬栽培をしています。草取りさえあまりせず、自然の状態での栽培ですが、美味しい野菜が採れますよ。その他にはゲートボールや老人会の活動に参加します。こちらにも日帰り温泉がたくさんあるので、そうした仲間と一緒に入りに行くこともよくあります。

集落の方とのお付き合いは?

ウェブカメラ移住後三シーズンは大雪で驚いた!

雪下ろしも試行錯誤しながら自分で行っている。


今では、もともと暮らしていた新潟市よりも小国町の住民とのお付き合いの方が深いくらいですね。新潟市ではあまりご近所付き合いはなかったですし、田舎は転出者ばかりで転入者は珍しいので、皆さんに本当に良くしていただいています。

移住してきた頃慣れない畑仕事をしていると、色々な人から声をかけてもらいました。まず隣のおばあちゃんに畑の基本を教えてもらい、その後お茶飲みをする仲になりました。昨年は赤いオクラを作ったので、そうした珍しい作物や、たくさん収穫できた時にはお裾分けしたりもしますよ。反対に、私が作らなかった作物の苗を頂くこともありました。

また、集落の防犯パトロールの役員もしています。老人世帯や空家も多く注意が必要ですので、巡回見守りが必要なのです。私もご近所さんには、旅行や帰省の際は一言お伝えしています。

ゲートボールでも役員をし、積極的に関わりを持つようにしたので、今では集落外のゲートボール仲間もできました。

田舎暮らしを希望される方にアドバイスをお願いします。

こちらの集落では昔からの行事をとても大切にしていて、現在も協力しながら行われているものが多くあります。そういった行事にはたくさんの方が参加されるので、私も進んで参加するようにしています。色々な行事に参加し、たくさんの方と触れ合うことで皆さんから集落の一員と認めてもらえるようになったと思っています。

田舎には使われていない空家や畑が多くあり、本当に勿体なく感じています。皆さんも是非田舎に来て、田舎暮らしを楽しみましょう!自家栽培の野菜は大変美味しく、地元農家から譲ってもらうお米も美味しいです。

物置ビフォー




木挽資料②小国町・集落の行事


▼バックナンバー
第1回「H様ご夫婦」(2011年春) 第2回「N様」(2011年秋)
第3回「T様ご家族」(2011年冬) 第4回「N様」(2012年春)
第5回「S様ご夫婦」(2012年夏) 第6回「S様ご家族」(2012年秋)
第7回「S様ご夫婦」(2012年冬) 第8回「I様ご夫婦」(2013年春)
第9回「K様ご夫婦」(2013年夏) 第10回「K様ご夫婦」(2013年秋)
第11回「K様」(2013年冬) 第12回「H様ご夫婦」(2014年春)
第13回「S様」(2014年夏) 第14回「T様ご家族」(2014年秋)
第15回「M様」(2014年冬) 第16回「N様」(2015年春)
第17回「W様ご家族」(2015年夏) 第18回「K様」(2015年秋)
第19回「I様ご夫婦」(2015年冬) 第20回「N様ご夫婦」(2016年春)
第21回「M様」(2016年夏) 第22回「O様」(2016年秋)