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リフォーム実例 第14回【車庫】
車庫本体の販売価格 ※1台分の場合
・パイプ車庫 約5~8万円
・カーポート(片流タイプ) 約10万円~
・カーポート(両足支柱) 約15万円~
・かまぼこ車庫 約50万円~

※調査した価格ですが、この価格を保証するものではありません。

※パイプ車庫は自己設置のものが多いようです。

カーポートとかまぼこ車庫の設置工事費などは、業者へお問い合わせください。

【車庫の種類と効果】

 自動車を駐車するスペースの呼び名には色々な種類がありますが、広告などの表記ではそれぞれに違いがあります。車庫と表記する場合は車を入れる建物を意味し、柱と梁、壁、屋根があるものを指します。エクステリア部材の簡単な屋根の付いたものがカーポート、屋根のない、車を置くだけの場所ならカースペース。また、ガレージは車庫と同じような意味で使われることが多く、住宅に組み込んだ車庫をビルトインガレージと呼びます。つまり一般に車庫と呼ばれるものは、カーポートと車庫(ガレージ)の2種類となります。

 常に走っているように見えても、そのほとんどの時間を駐車場に停めているのが自動車です。屋外に駐車している場合、強力な紫外線・雨・砂埃などの厳しい環境にさらされ、雪が降る地域では乗りたい時はまず車周りの除雪作業から…という手間がかかってしまいます。

車庫の長所

カーポートの長所

・風雨、風雪、猛暑など全天候に適す。

・紫外線に当たらず、塗装や部品の劣化を抑える。

・耐久性に優れる。

・物置などのユーティリティスペースとして活用できる。

・周囲の目を気にしない使い方ができる。

・木材を基調としたガレージでは、増築や補修等、ある程度の自由度があり拡張がしやすい。

・キット商品として販売されているため、設計が不要で安価な商品が多い。

・キット商品のため、基礎工事以外は簡単な組立で済む。

 

 

 

 

 

車庫の短所

カーポートの短所

・キット商品から自由設計と選択肢が広いが、部材点数が多いため価格が高くなる。

・自由設計になると作業工程が多いため、施工日数が長い。

 

 

・車のサイズや台数が増えた場合、本体自体の取替工事が必須となり、自由な拡張が困難。

・車専用となるため物置としては使用できない。

・屋根があっても基本的に屋外のため、雨や紫外線による劣化は避けられない。

 

【パイプ車庫】

車庫の中で最も安価。

パイプにポリエチレンや塩化ビニールを

コーティング加工したシートをかけて使用

【カーポート】

1~6台分まで駐車可能なタイプに分かれ、

幅広く対応できる。

片流タイプもあるが、雪国では

できるだけ両足支柱タイプを!

【かまぼこ車庫】

新潟県等、豪雪地帯で多く見られる。

屋根が丸いため雪下ろし不要で

農機具の設置保管にも最適。

【ビルトインガレージ】

近年の住宅に多く見られる、

建物の一部を車庫にしたもの。

室内への出入りが楽で、

鉄骨構造のため耐久性にも優れる。

▼バックナンバー
第1回「須川様宅リフォーム」(2010年9月) 第2回「トイレ」(2011年春)
第3回「フローリング」(2011夏) 第4回「外壁」(2011秋)
第5回「塗り壁・土間」(2011冬) 第6回「浴室・台所」(2012年春)
第7回「天井」(2012年夏) 第8回「Ⅰ様宅リフォーム」(2012年秋)
第9回「雪囲い」(2012年冬) 第10回「消雪パイプ」(2013年春)
第11回「サッシ・襖」(2013年夏) 第12回「白アリ駆除」(2013年秋)
第13回「薪ストーブ」(2013年冬) 第14回「車庫」(2014年春)
第15回「茅葺屋根」(2015年春) 第16回「畑の開墾」(2015年夏)