リフォーム実例 第2回 【トイレ】
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浄化槽設置工事費用(新潟県柏崎市で実施) 275,730円 |
合併浄化槽本体
(7人槽) |
414,750円 |
合併浄化槽設置工事 |
684,600円 |
便槽取り壊し工事 |
34,020円 |
配管工事 |
135,660円 |
枡工事 |
68,565円 |
諸経費 |
41,055円 |
合併浄化槽設置工事補助金 |
▲1,102,920円 |
トイレ室内造作費用 28,3274円 |
便器 |
93,450円 |
電気工事 |
34,000円 |
手間代 |
108,000円 |
壁(杉板) |
26,164円 |
フロア(タイル) |
9,660円 |
その他、材料代 |
12,000円 |
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【田舎のトイレ事情】 |
都内では普及率99%の公共下水も、新潟県内では平成22年3月31日現在66%ほどで、特に山間集落ではまだまだ公共下水が普及しているところは少ないのが実情です。田舎物件に「汲取り」が多いのは、こういったことも理由の一つにあります。
「公共下水が入らなければ、汲取り式のまま使うしかないの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心下さい!公共下水が入っていなくても水洗トイレにすることは可能です。公共下水に代わる水洗トイレは、以下の物があります。 |
■簡易水洗トイレ
・簡易水洗とは、排泄物を自由落下、少量の洗浄水にて洗い流し、便槽に貯留する構造をさす
・一般には公共下水が普及していないエリアで、既存の汲取り式トイレを改造して設置されることが多い
・便槽は既設の便槽をそのまま残すこともあるが、簡易水洗式専用の便槽も製造されている
・便器は、簡易水洗式専用の便器を設置し、洗浄用の水道管を接続する
・便槽は浄化槽や下水道に接続せず、バキュームカーによる汲み出しを必要とすることから、技術的な広義の意味では汲取り式に含まれる
・構造上、便槽を用いるために1回の水の使用量が大体500ML以下と大変少ないことが利点
※普通の水洗は、大便1回で5L~15Lくらいの水が必要 |
簡易水洗トイレの工事費は、便器から室内工事等を
全て含めても20~40万円ほどで、とても安価です。
安いネットショップでは20万円を切るところも見られます。
(あくまでも目安です。場所や状況により金額は変わります)
「補修費用に手が回らない!」と水洗トイレへの
リフォームを諦めていた方には、とてもおススメです! |
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■浄化槽
・浄化槽とは、水洗式便所と連結して屎尿と併せて雑排水を処理し、終末処理下水道以外に放流するための設備
・現在は、浄化槽と言えば「合併浄化槽」を指すが、田舎には個別浄化槽も未だに多く残っており、合併浄化槽への転換を進めるよう補助事業などが行われている
・水質検査や消毒などの管理を年1回以上実施するよう定められている
・浄化槽の設置に際しても、設置費用の一部補助を行い、設置を羽化ガス設置整備補助事業が多くの市町村で行われている
※実際の有無や補助対象になる要件・補助額は自治体により異なる |
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【浄化槽設置整備補助事業】 |
上にある見積もりは、新潟県柏崎市に物件を購入したお客様が汲取りトイレから浄化槽設置を依頼した際の、実際の見積書です。「55万円ちょっとでできるの?」と思われた方も多いのではないでしょうか。しかも、室内造作工事も含めた金額ですから、浄化槽設置工事だけで考えれば、28万円程度です。
そうなのです!実は、浄化槽設置というのはある条件さえクリアすれば、意外にも大きな出費にはなりません。見積書の赤字部分は浄化槽設置整備補助事業からの補助金部分です。約110万円が補助金として減額されています。この110万円で、トイレ以外のリフォームに回すことも可能!
浄化槽設置整備補助事業は、汲取り式や現在では設置できない個別浄化槽の使用者に浄化槽設置に際し、設置費用の一部補助を行い設置を促す事業で、新潟県内でも多くの市町村で行われています。各市町村で対象や要件は異なりますし、年度毎に補助金枠は決められており、先着順ですので事前に調べておくことが大切です。また、数年中に補助事業が終了予定の自治体も出てきています。検討中の方は、お早めに! |
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◆各市町村の事業情報
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長岡市 0258-39-2235
妙高市 0255-72-3566
魚沼市 025-792-1118
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